見た目を気にしない方はいないと思いますが、どのようなことに気をつければいいか分からない人も多いかと思います。今回は実験で実証されている事例をつかってどのような服装をすれば良い印象が与えられるのかをまとめていきたいと思います。

また私自身服装を意識し始めてから性格が変わったことを実感しております。自信がなかったこともあり、身なりを全く気にせず、Tシャツにズボンなど家にあるものしかきていませんでした。全く服に興味がなかった時から、服に興味をもち、着る服の好みが出てきて、好きなブランドも出てきて、ここのブランドのこの服が着たいと意識して選び始めてからを比べると、気持ちの持ち方が違っていたことに気づきました。そして行動も内向的だったのが、積極的に行動できるようになっていました。

服装で性格や行動は変わる

これは間違いないと思い、心理学的にはどうなのか。私だけがたまたまそうなっただけなのか。しらべてみました。

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3つの心理実験

服装や見た目などによる人間の行動の変化を心理実験した3つを参考にしました。

1.スタンフォード監獄実験

ほとんどの方が知っている有名な心理実験ですが、これも服装による影響が大きいといえます。ざっと実験の内容を書くと、 新聞広告などで21人の普通の学生を集め、内11人を看守役に、10人を受刑者役に分け、そしてそれぞれの役割を実際の刑務所に近い状況を作って演じさせた実験です。

ただのコイン投げによって役割を与えられただけの看守役は看守役の制服を着て、囚人役は囚人用の服を着ます。どのような状況の人か(どちらが囚人であるか)が見た目だけでわかりますよね。

見た目で立場が決まっただけですが(模擬実験で実際は罪を犯していないので)、徐々に看守役はより看守に近い行動をとり、囚人役を虐げたり本当の囚人のように扱い始めたのです。

このことから見た目が人間にとって人格が変わるほど影響してしまうことが分かります。

2. アメリカの心理学者ビックマンによる実験

服装の違いによって人間の反応は変わるかどうかを調べた実験で、その方法は電話ボックスの棚に10セント硬貨をよく見える位置におき、電話をする人が電話ボックスにはいった数分後に、『ここに10セント置き忘れたのですが、ありませんでした?』とたずねるというものです。

そして尋ねる人物の服装を変えて実験した結果、きちんと対応をしてくてた割合が

・きちんとした身なりだと約8割

・汚れたような清潔感のない身なりだと約4割程

という結果がでました。

みすぼらしい身なりだと相手にしなかったり返さなかったりということが多かったそうです。

このことから悲しくも服装によって他人からの反応が変わってしまうことが分かります。

3. 英ハードフォードシャー大学カレン・パイン教授による実験

大学の生徒にスーパーマンのTシャツを着てもらって、自分についてどのように感じるかアンケートを取り、回答を分析する実験で、被験者は、スーパーヒーローのTシャツを着たことで自信が増しただけでなく、体も強くなったように感じたとのこと。そして自分の魅力がアップし、他の被験者よりも優れていると評価していたという実験結果が出ています。

このことから着る服によって自信がつくことが証明されています。

まとめ

これらの実験結果から、やはり人間は見た目で判断してしまう傾向があり、またその印象が良い方がポジティブな行動を他人に対しても、自分に対してもすることが分かります。

ですので服装は清潔感(他人が見てみすぼらしくない)のあるもので、自分がこれを着れば自信がつくと思うもの(スーパーマンTシャツは難しいので(笑)私の経験だと自分に似合っていてなおかつスタイルが良く見える服)を着ることが最も必要なコーディネートの要素だと思いますので、これを機に意識をしてみてはいかがでしょうか。

また、色に関しての心理効果をまとめた記事もありますのでご覧いただければと思います。

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